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治療法は?〜どんなくすりを使うの?
過敏性腸症候群では、おなかの調子を長期的にコントロールできる薬があります。
さらに、症状やその程度、体質、生活パターンに合わせて、次のような薬が処方されます。

第1段階 便通を整える薬が処方されます。
 高分子重合体:【ポリカルボフィルカルシウム】
食物繊維の作用を強力にしたような薬です。
下痢の場合は、便中の余分な水分を吸収して便をかためます。
便秘の場合は、吸収した水分を保つことによって便がかたくなるのを防ぎます。
 消化管運動調節薬:【トリメブチン】
消化管運動を調節して、下痢、便秘、腹痛を改善します。

第2段階 効果が見られない場合、症状に応じて、下痢や便秘、腹痛を和らげる薬を併用します。
下痢 イラスト
 整腸剤:【乳酸菌製剤 など】
腸内環境を整え、便通異常を改善します。
 腸管運動抑制薬:【ロペラミド】
大腸のぜん動運動を抑制して、下痢を止めます。
便秘 イラスト
 下剤:【酸化マグネシウム、ピコスルファート】
大腸のぜん動運動を高めるもの、大腸の水分吸収を妨げて便をやわらかくするものがあり、排便をうながします。
腹痛
 抗コリン薬:【チキジウム、メペンゾラート など】
平滑筋の収縮を抑制し、下痢や腹痛を和らげます。

第3段階 効果が見られない場合、心理的な症状を和らげる薬を使います。
 抗うつ薬:【三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬、SSRI など】
気持ちの落ち込みや抑うつ状態を改善します。
 抗不安薬:【ベンゾジアゼピン系抗不安薬、タンドスピロン など】
不安や焦りを和らげます。

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